2014年10月21日火曜日

シディークパレス

2014年10月20日 

どんどん色々煮詰まって、経験し、学ぶスピードが早まっている気がする。

8/30 ジャイナ教の家庭料理と説教

10/4 ドゥルガプジャ ベンガル地方 ヒンドゥー教 

10/12 イスコン・サンデー・パジャン ハーレー・クリシュナ インド哲学

今日、パキスタン料理店に行き、

来週10/26はシク教のお寺にお参りに行く予定です。



家に帰るとamazonで購入した「比較宗教学 いのちの探求」が届いていた。

ちらっと読むと、まずサンテグジュペリの星の王子様をずいぶん長く引用している。

そして、星の王子様があちこちの星を旅をして気づくと同じように、

この本では8つの宗教について旅をするように紹介してくれるという。

ちなみに、ここで紹介している8つの宗教は、

ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、シク教、ヒンドゥ教、ジャイナ教、仏教です。


そういえば、2013年3月2日に初めてビリヤニハウスに行ってターバンを巻き、

そこで会ったパキスタン人に招待されて2013年3月9日パキスタン大使館で食事をした。

そのとき、パキスタン駐日大使が語った。

「今は、日本のインド料理店、パキスタン料理店の料理にほとんど区別がなくなっている。

 ヒンドゥー教、ジャイナ教、シク教などの菜食主義の影響が昔は大きかった。

しかし、今では、ほとんどお店が肉を出しているので。」


 料理の伝統と創作。

芸事に「守破離」という言葉がある。

本当に大切なのは、基礎を守ること。

基礎が出来たうえで、原則を破ってみる。

そして原則から離れ、独自の道を開く。


独自の道でなく、ごちゃ混ぜになって平準化してしまった料理や料理店が多いような気がする。


伝統を重んじようにも、学ぶべき伝統が消えてしまってはどうしょもない。

伝統を守るポイントは情報の共有化だと思う。

そのために、力のあるお店が伝統を知るきっかけを作り、

伝統への道筋をつくる気概をもってほしい。


メニューやお店のサイトを見ると非常に残念に思う。

偉大な建築は設計という空想からできあがる。

伝統、文化も花袋のないイメージから出来上がる。

まずは理想のイメージを想起し、そのために出来る事からやる。


食文化の歴史をたどり、記録する必要を感じる。


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日替りカレー おくらとチキンのカレー 1000円

キール 200円

































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